これで良かったと今思えるありがたさ
昨年は、和歌山青年会議所の皆さんから「アゼリア賞」を今年は、大桑文化財団さんから「大桑文化奨励賞」を頂きました。これも一重に日頃、応援下さる皆様のお陰と感謝しています。子どもの頃は、あまり褒めてもらえる事が少なかった私が、落語家になりまして幾つかこのような名誉ある賞を頂く事は、何やら恥ずかしい気持ちもあります。しかしこれから故郷和歌山から僕のような、「噺家になりたい!」という方の背中を押せるものであればとお受けしました。 人間は、幾つかの岐路に立った時に「前に進むべきか?」「後退するべきか?」または、「新たに別の生き方を選ぶべきか?」決断を迫られます。 家庭の事情で私は、たまたま大阪より和歌山にUターンを余儀なくなった時は、前名「小茶久」から「枝曾丸」へ襲名披露の真っ最中でした。名前が変わるだけでも不安なのに、生まれ育ったとは云え和歌山に帰るなんて、まあ噺家としては、後退せざろうえないと思っていました。だからかえって一年だけ悔いのないようにやり切ろうと決意したんです。その決意したのと同時に、今も続く支えてくれる人たちと次々で出会っていったんです。不思議ですね。それが運命ですね。それが形づいてきたら、今度はここに住む事を意味あるものにする落語家を自分自身求めていったんですね。それがネタであり、企画であるわけですが、その時は世間から評価を頂かなくてもそれを胸で温めて、時間をおいて、世間の風をよみ自身のキャラや進んでいきたい部分を考えて、時代に合わせてアップデートしていく事で、少しは拘った芸をつくれる事を今は嬉しく思っています。






